【051208】

 休日。
 やはり師走は忙しく、繋ぐ間もない日が出てくる。

 てなわけで、INができないまま友人宅に行って鍋をすることになった。(まあ、「なった」というよりは、鍋の話を持ちかけたのは自分なのだが。)
 リクエストにより牡蠣鍋になったのだが、さて味付けをどうするか。
 ちょいと悩んだ末、
 そうだ全部やってしまえ、
 ということに。

 昆布、鱈、酒、塩で出汁を取って、あとは野菜と牡蠣をぶち込んで、
 煮た物を各種タレに浸けて食えばよいという趣向にした。

 勘案の末、用意したのは4つのタレ。
A: コチュジャンをベースにした、キムチ鍋もどきを味わうためのタレ。
レシピ通りに作ったが、これがかなり尾を引く辛さに。しかし味自体はさっぱりしたものなので、結構使った。
B: 土手鍋もどきにするための味噌ダレ。
柚子味噌にした。
牡蠣以外の具やうどんにはこれが一番良かったかな。後半にはAタレと合わせて使ってた。
C: 柚子ポン酢。器の色が反映されているだけで、実際はほぼ無色。
というのも、ポン酢「醤油」ではなく、みりんと塩の味を頼りに、柚子で風味をつけたもの。
牡蠣を浸けるにはレモンのようなもっと酸味の強い柑橘類か、米酢を足して使えばよかったかも。
しかし思いのほか好評だったので、まあよかった。
個人的には、牡蠣よりもつまみで出された豚バラの塩焼きにマッチしてた。
D: 油ダレ。熱した胡麻油に鷹の爪と生姜を入れただけのもの。これも無色。
本来なら、牡蠣と野菜を盛った上から、熱々のこれをジュワーっとかけて使うのだが、都合上タレにしてみることにした。
生姜がほとんど意味を成さないくらいに味気の無いものに出来上がってしまったが、「塩を加えるといける」とのことでけっこう使われたのが意外だった。

 結局、ボウル2杯分も用意した牡蠣の、1杯分消費しただけで全員リタイヤ(爆)。
 普段の睡眠不足もあってか、酒と飯が入ってちょいと横になったら、片付けも手伝わないままに、日付が変わる前に爆睡。

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